2016年7月25日月曜日

望遠で撮影する草花


ずいぶん前に購入したオールドレンズ、CANON NewFD300mm/F5.6。
この望遠単焦点を使った植物の撮影が最近楽しいのです。

もともとはフジ純正の望遠レンズが200mmまでしかなく(今は100-400がラインナップされているものの、おいそれと買える金額でもないですし)、飛行機を撮ったりするのにもっと望遠側があっても面白いかなと思って買ったものです。お値段も非常にお手ごろですしね。
ただ、マニュアルフォーカスのレンズで動くモノを追いかけるというのがそうそうできるわけも無く、結局AFの使えるXF55-200を使っているのでどうも使いどころが無いレンズになっていました。

で、ふと思い立って植物の撮影に持ち出してみたのですが、コレがすごく面白い。
この時期は睡蓮が花をつけつけますが、地植えの草花と違い水上に咲く為、小さな水鉢ならともかく池などの場合は近くによって撮影というのがなかなかできません。
そこで望遠レンズを持ち出すと、寄らなくても撮影が可能です。

他にも、普段ならすぐ近くに寄って撮影をする花なんかも少し離れたところから狙うと大きなボケと圧縮効果で背景がシンプルにしやすく、ドラマティックな表現になります。

とはいえ、植物園の一見何も無いようなところで望遠単焦点を抱えているのは傍から見たら異様なのかも…

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