2015年3月1日日曜日

CX-3試乗記

デミオの1ヶ月点検ついでに、発売されたばかりのCX-3の試乗をしてきました。

試乗車はジェットブラックマイカ。
CX-3とデミオのデザイン上の大きな違いは、ボディ下側が黒の樹脂でぐるっとカバーされるクロスオーバーによくあるヘビーデューティーっぽさの表現なのですが、黒だとよくわかんないっすね。
デミオと並ぶとわかりやすく一回り大きい。みごと3ナンバー枠になります。

といってもアクセラよりは小さい。なんというか絶妙なサイズ加減をしてきますよね。
フロントグリルがルーバー状になって、CX-5系統のデザイン。
Bピラー以降のウエストラインがキックアップして、前傾姿勢気味なイメージ。後席の窓面積はデミオより小さいと思います。
試乗したのはXD。
乗り込んでインテリアを見渡すと、基本的にはデミオと同じインパネ類の眺め。
エアコンのルーバーに赤いメッキリングが備わってすこし自己主張強くなったところくらいでしょうか。
横幅が増えたぶんはほぼドアトリムの余裕になっているイメージ。
シートとかセンターコンソールはデミオと共通?
視点は確かにデミオより高め。「高い!」とはっきり感じるというより、ちょっと眺めが良くなったかな?程度ですが。ボンネットが見えなくて鼻先の感覚が微妙なのは一緒。

んで、走ってみる。
基本的には今乗っているデミオディーゼルと同じSKYACTIV-D1.5。車格に合わせてトルクがマシマシになっている(デミオXD ATの最大トルクが250Nm、CX-3は270Nm)。ついでにMTでも最大トルクが変わらない(デミオXD MTの最大トルクは220Nm)ので、デミオと同じ6速MTでも違うものが入っているっぽいですね。まあ、試乗車はATだったのですが。

エンジンの出力云々は一般道のみですし、基本的な特性は変わらないのでさして特筆することもなし。改めてATに乗ってみると、少しアクセルを開け気味にしただけでギア下げて加速にかかっていくので、改めてディーゼルのトルクの太ましさに驚くばかり。やっぱりMTでも2000回転あたりで扱うのがいいんだろうな。

乗っていて思ったのは、デミオよりも明らかに乗り心地が穏やか。
最低地上高が上がってサスのストロークが増えたからかしら?
XDのタイヤサイズだと60扁平の16インチとデミオと一緒なのですが、幅が大きくなっているので、エアボリューム自体は増えているし、そのあたりも効いているのでしょうか。
だとすると、50扁平18インチなんて履いているツーリング以上は結構突き上げがきそう。

全体的な印象は、「デミオをCセグにしてみました」というそのまんまな感じ。
トルクを50Nm積み増したMTがどうしても欲しければ選択肢になるのですが、正直50万円アップでここにいくなら、アクセラの2リッターガソリンでいいんじゃないかしらと。
維持費は排気量の小さいCX-3のほうがお安く済みますが、車両価格はアクセラのほうがお安くなるという()

あ、あと遂に日本製になったと噂のマツコネナビは、見た目は特に変わっていませんでした。
試乗中に路地を走っていると「この先、一時停止線があります」みたいな音声案内が出て、こんなのデミオで言ってたっけ?って思った程度。

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