2015年2月18日水曜日

6速の使い道

最近の乗用車には割と多い機能として、現在使用しているギアポジションを表示するという物があります。
ATであれば基本的にDポジションとなるので実際のは表示されないことが多いと思いますが、セミATのマニュアルモード操作時には選択中のギアが表示されるアレ。
デミオのMTにもついていて、さらには最適なギアを表示してくれるシフトインジケータ機能も装備されているわけでして。
一般道を60km/hくらいで走るぶんには表示は4速となっていて、そこからさらに高速域へ行かないと5速・6速は使わないかなーというのが乗っている感想でした。



んで、下の表はデミオXDツーリング MTの各ギアと回転数毎での速度を計算したものなのですが
6速だと1000回転で60km/hオーバーとなる計算なんですよね。一応走れなくはない。
んじゃひとつやってみるかと60km/h走行中に6速までシフトアップして見ると、アクセルを一切踏むことなく55km/hあたりで走行できてしまいました。

デミオのアイドリング時の回転数は1000回転/sを少し下回るくらい。たぶん900回転/sくらい。
上の表に書けばよかったのですが、6速900回転/sでの速度が54km/hなので、ほぼ理論どおり。

クルコン(デミオXDにも一応付いていますけど)とか使わなくても、平坦路であれば他の車の流れに合わせて定速走行できてしまいます。なにこれこわい。
基本的には回転数が少ないほど燃費はよくなるわけで、実際に瞬間燃費計も表示上限である60km/lを叩き出します。

完全なるアイドリング領域なので、すこしブレーキを踏むだけでノッキングを起こしてしまい、6速固定で流れに合わせるようなことはできません。あと、少し上り坂になって走行抵抗が増えるだけで減速&ノッキングになるので、結果的に適宜4速に落とす必要がありますが(5速でも足りないことが多い)
狙ってギア比設計されたものなのかわかりませんが、そりゃカタログ燃費はよくなるよなー。

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