2012年10月15日月曜日

しまなみ海道ツーリング 1

お休みを取って、しまなみ海道を自転車で走って来ました。

本来のルートは、広島県の尾道をスタートして、愛媛県の今治まで。

スタート地点まで車で移動し、そこから自転車での移動を行う予定をしていたのですが、尾道駅周辺の駐車料金が軒並み高いため、向島まで車で移動することに。
尾道からはフェリーで渡るだけなので、こだわりがなければ走るルートとしてはほとんど変わりありません。

というわけで、むかいしま文化センターの駐車場に車をおいて、自転車を準備します。

今乗っているのがスバルのR1という車なのですが、軽自動車規格の中でも小さいクルマ。
これに自転車2台と大人2人を載せて移動です。










そんな訳で、荷室はこんな状況w
我ながら、よく積めたものだと思います。




しまなみ海道は全部で6本の橋をわたるのですが、各橋を自転車で当たるには通行料金が必要になります。
それぞれの橋に右のような料金箱が設置してあり、ここに決められた料金を投入します。
通行料金はすべての橋を渡ると500円ですが、11月の終わりまで、サイクリングクーポンが販売されており、これを利用すると半額の250円で通行できます。
クーポンは50円の券が10枚綴りになっており、これを指定金額分投入することで、通行料の代わりになるわけです。

そんなわけでツーリングスタート。
しまなみ海道のルート上は道路の端にブルーのラインが引かれており、これをたどっていくことで、目的地までたどり着くことができます。
途中で止まって道を確認する必要がないので、非常にありがたい。
さらに、ところどころに今治(逆方向は尾道)までの残り距離が表示されており、ペース杯分の目安にもなります。
スタート直後は「今治まで73㎞」という表示でした。

海沿いをずっとすすんでいくと、一つ目の橋、因島大橋が見えてきます。
自動車道と二輪車・歩行者道が別れているので、二輪車・歩行者道の入り口へ。
橋は海沿いの道からかなり高い場所にかかっているので、まずはそこまでひたすら登ります。
後になってわかったことですが、因島大橋の入り口の登りが一番長くて大変だった。。。
ロードでなくても、クロスバイクやMTBなら問題なく登れるとおもいますが、シティサイクル(ママチャリ)だとかなりきついかも。

因島大橋の道路は上下2層構造になっており、上は自動車道、下に二輪車・歩行者道が通っています。
右側の緑色のレーンが歩行者道。左側の部分を二輪車(自動二輪・自転車)が走行します。
橋を渡ると因島。
今回は寄り道せず、次の橋までまっすぐ進みます。

そんなわけで、生口橋へ。
こちらの橋は、自動車道の横に自転車道が併設されているタイプ。
と言うよりも、先の因島大橋が変わった作りになっているだけで、それ以外の橋はオーソドックスな道の作りでした。
そして、生口島へ。
ここまでで20㎞程度の走行距離でした。

生口島では、ドルチェというジェラート屋さんに立ち寄りました。
しまなみ海道のルート沿いにあるので、他のサイクリストもたくさん。自転車で立ち寄る方が多いようで、店先には自転車を掛けるためのハンガーが。
ロードバイクだとスタンドがありませんので、こういう駐輪場の気配りはありがたい限りです。

そして、目当てのジェラート!
左が瀬戸田レモン、右がデコみかん(デコポン)です。
本当は国産ライムがメニューにあったのですが、残念ながらショーケースには並んでおらず断念。
どちらもすっきり甘酸っぱく美味しい!
ただ、ひとつわかったのは、こういう時はバニラ系のジェラートと組み合わせるべきですね。さすがに味の雰囲気が被ってしまった。。。

さて、甘いものを補給したら出発!

といっても、時間的には丁度お昼ごろになっていましたので、少し進んだところでお昼に。
しま一という食堂なのですが、「ロケみつ」のブログ旅でしまなみ海道を走った時に立ち寄っていたお店。

お店の親父さん、わざわざその本を持ってきて見せてくれましたw

その時は穴子丼が紹介されていたのですが、私はお刺身の定食を注文。同行の嫁が穴子丼を食べていました。
お刺身は地元でとれた天然の魚たち。
どれも美味しかった。
その中でも、穴子の刺身というのは初めて食べました。

お店の親父さんにデザートにみかんをいただきました。
こちらも瀬戸田の名産。走っている途中にも、柑橘類があちこちで栽培されていました。
サイズは小さいけど、甘くて美味しい。


お昼を済ますと、そこから少し進んだところにある耕三寺へ。
入り口から極彩色な造りとなっており、凄く面白い空間でした。

こちらはまた別でエントリーを。

耕三寺で思いの外時間を使ってしまいましたので、ここからは寄り道せず、今治までまっすぐ進みます。
サンセットビーチからみえるひょうたん島。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島だそうです。

さて、続いて多々羅大橋へ。
これを渡ると大三島です。
大三島は東側の海岸線を少し走るだけで、あっという間に次の大三島橋へ着いてしまいます。
後から聞くと、大三島の大山祇神社というところにヘルメットのお守りというのがあるそうで。

ルート的にはかなり迂回することになるため今回は断念しましたが、次にきた時には立ち寄ってみたいなぁ。


さて、大三島橋を渡ると、「は・か・た・n(ry」
…そう、伯方島です。

工場は大三島にあるそうなのですが、伯方の塩にまつわるグッズやお店が沢山。
今回はしまなみ海道沿いを通過するだけなので、大三島同様あっという間に通り抜けましたが、伯方の塩ラーメン、食べてみたいなぁ。


休憩の為、伯方S・Cパーク(道の駅)へ。
そこで伯方の塩ソフトが売っていたので購入。
しまなみサイクリングクーポンには海道沿いの施設で使える割引券が付属しているのですが、それを利用するとソフトクリームも割引になりました。

運動中は塩分補給も大切。
さすがにこの季節なので熱中症を心配するほどではないですが、それでも走っていると結構汗はかいていました。


さて、補給も終わったらラストスパート!
一気にゴールまで向かいます。

伯方・大島大橋を渡ると、遂に最後の島、大島へ。
大島は島を縦断するように通過するので、ひたすら登ります。


そして、最後の橋、来島海峡大橋へ。
この橋、とにかく長い!

総全長は4㎞になる橋を渡ります。
行けども行けども橋の終わりが見えず、どんだけ長いのかと。

これを渡り切ると、四国上陸です。


というわけで、ゴール地点、サンライズ糸魚へ。

朝9時半くらいにスタートして、到着は17時すぎでした。
途中寄り道をしながらでしたので、片道1日で調度良いルートですね。

あとは、暗くならないうちに今日宿泊する今治駅まで向かいます。
さて、ゆっくり休んで、あしたもがんばろー。



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