2017年1月19日木曜日

フィルムカメラ、始めました

フィルムコンパクトカメラのレンズを改造、流用してX-T10のレンズとして使おうとジャンクのフィルムカメラを漁っていると、動作としては特に問題なくても、使用感や外装のキズなどによって値が付かない故にジャンク扱いとして出されているものがよくあります。

で、せっかくなので本来の使い方をしてみようかと思いました。
たまたまオークションで落札したこちらのTrip35、現物を手にしてみるとファインダーやレンズに曇りがあるものの動作は問題なく、バラしてレンズだけにしてしまうのも勿体ないなーと思い、せっかくなので本来通りフィルム機として運用することに。


レンズはバラして清掃。ついでに無限遠の調整をしました。
ファインダーは軍艦部を開けるとレンズにアクセス出来るので、同じく掃除します。
あと、モルトは何故か既に綺麗に除去された後でしたので、代用の黒フェルトを貼っておきました。

とりあえずテストのため、フィルムを詰めて撮影に。現像に出して、同時にフィルムスキャンも依頼。
で、出来上がったのがこんな感じ。


デジカメの画像に慣れてしまった目にはなんともゆるーい画像ですが、きちんと写っています。
ただ、近接を撮影したものはダメダメ。trip35は大まかに4段階のピント位置(1m,1.5m,3m,無限遠)が設定されているのですが、ピント位置を変更してもどうやら無限遠のまま。


レンズをバラして確認してみると、ピント調整用の爪がレンズに掛かっておらず、ピント位置の調整リングが空回りしている状態でした。なんという初歩的ミス。

今度はきちんと噛み合わせて、リングの回転に合わせてレンズが動いていることを確認。

またフィルムを詰めて撮りに出かけてみます。

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