2015年7月6日月曜日

X-T10の使用感

まだ使い始めて1周間程度ですが、X-T10の使用感をざっくりまとめておきます。
レンズ交換式はフジが初めてで、前に使っていたのがX-M1という状態なので、他社のカメラとの比較はできませんが。。



宣伝文句どおり動きモノに凄く強くなりました。
コンティニュアスで連写しても合焦がついていけるので、流し撮りも問題なくできます。
X-M1だと置きピンで勘にまかせて撮るしかなかったのが、EVFも使えるのできちんと狙って追いかけられます。

センサーは1世代違いますが、基本的に写りは変わりません。
静物についてはもともと得意としているところですし、ここは以前と変わらず。
Jpeg撮って出しでもホントに綺麗です。
EVFのお陰でピント合わせがやりやすく、料理を撮影したりするのもやりやすくなりました。
XF35mmとかXF[27mmだと最短焦点距離が30cmとなり、EVF使って構えるとちょうどテーブル上の料理が合焦エリアになる感じ。
背面LCDだとちょっと液晶画面が近すぎる感じになってしまうのですよね。

液晶画面のチルトで低い目線から撮影できるのは、X-M1と同等。
この辺りの違和感はありません。
あとは、カラーモード(フィルムシミュレーション)にProNegとクラシッククロームが追加されたのが個人的に嬉しい。
ProNeg Hiの色味が普段使いに凄く使いやすい色調なんですよね。

機器の操作としては、露出補正が-3~+3になり、X-M1よりも1ずつ広がりました。
ダイヤルはX-M1よりしっかりしており、意図せず補正値が変わってしまうということもなくなりました。

一方で、軍艦部左側の撮影モード切り替えダイヤルについては、カバンに入れて取り出した時に何故かAdv1に回ってしまい、デフォルトのトイカメラ風になっていてあれ?ってなることがちょくちょく発生しております。
これは私の持ち歩き方が悪いのか。。。
でももう少しこちらのダイヤルも硬くてもいい気がするな―。

結局、X-M1と比較すると、できることが増える・改善されている部分ばかりで出来なくなったことは無いという完全上位互換な状態ですので、すごく満足。


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